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ミノルタ50mmマクロ対決F2.8(T)とF3.5

雑感74 (2006年3月25日)

ミノルタの50mmのマクロレンズは等倍撮影の出来るF2.8とハーフマクロのF3.5があります。
実売価格はともに2万円を切って買えます。
50mmのマクロレンズは等倍まで寄るとワーキングディスタンスがほとんどないので等倍撮影の機会もあまりないです。
だからハーフマクロでも良かったのですが、安く入手する機会があったので試しにF2.8のレンズを買って試してみました。


50mmF2.8   50mmF3.5

サイズはほとんど同じで重さはF2.8の方が重いです。
絞りはnewの型からF2.8は円形絞りになっていましたが、私が所有するT型は円形絞りでなく半段絞っただけで円形ではなくなります。
一方のF3.5は半段の絞り込みでは円形を保ちます。

早速実際の写りの違いです。
全てα Sweetデジタルで撮影しています。


まずはともに開放で撮影をしてみました。

  

左がF2.8で右がF3.5です(以下の写真は全て左がF2.8で右がF3.5です)。階調がF3.5の方があり、F2.8の方は白飛びしている部分が多いです。
撮影データーはF2.8が開放で1/10でF3.5が開放で1/8でした。これは露出の違いが出ているだけだと最初は思いましたが、その後絞りを同一にしてSSを同じにしてもF2.8の方がコントラストが高い絵が出てきましたので、この傾向は同じだと思われます。

背景のボケに関してはやはりF2.8の方が大きくボケていますね。



  

2段づつ絞って撮影したらさすがにF3.5の方は背景が煩雑になってしまいましたね。



続いては同じF3.5での比較です。露出はともにF3.5と1/8です。同一の露出で見比べると階調豊かなF3.5とコントラストの高いF2.8の違いが見て取れますね。ボケは同じ絞りでもF2.8の方が若干柔らかく感じます。

  





続きましてはともにF5.6まで絞っての比較です。やはり傾向は同じです。ボケもカクカク絞りのF2.8の方が柔らかいです。このテスト結果をみてF3.5は手元を離れることになりました。F2.8が白飛び気味なのも気にはなりますが、露出を工夫して乗り越える事にしましょう。

  





続いては四角く囲った部分のピクセル等倍画像です。



   

トリミングが適当ですが、左がF2.8のレンズでF3.5に絞ったもの。右がF3.5のレンズでF3.5のもの。
解像度は絞った分F2.8の方が多少いいですね。



次は青く囲った文字のピクセル等倍の写真です。
絞りは全て3.5です。1/4倍の撮影倍率です。
スポットでマクロ100mmF2.8も試しました。




50mm F2.8


50mmF3.5


100mmF2.8


50mmのF2.8が多少解像度が良いですがほとんど意味のない比較になってますね。
撮影倍率の高い撮影においては解像度はほとんど問題になることはないというのが今回のテストの結果でした。
むしろ気になるのはボケ味と撮影意図に応じたボケの大きさであるということですね。


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